道楽@通信

道楽@通信《セミリタイアで自由な生活》

セミリタイアを実現し労働に依存しない自由な生活を支援するためのブログです。

【セミリタイア後の収入源】 b13re2

セミリタイア後の収入源】

前回リタイア後の生活費について計算してみました。

(ブログ:早期リタイア後の生活費はいくら必要か?)

仮定条件ですが40才でリタイアをする場合の必要生活資金は約3.3億円(年金の支給がある場合は約1.5億円)です。

この金額があればリタイアをしても生活には困らないかもしれません。

 

この金額が不足する場合は何らかの収入源が必要です。

つまり完全リタイアではなくセミリタイアということです。

収入源として労働をすることもあります。

この場合は不足分を補うことですから補足的な労働でいいわけです。

 

当ブログでもセミリタイアをお勧めしています。

セミリタイアはは労働を中心にした生活ではなく自由な活動をすることを増やす生活のことです。

ハードルが低いので挑戦しやすいかと思います。

より充実した生活になるのではないでしょうか。

 

いくらかの蓄えがあるからセミリタイアをしているという方は多いと思います。

ですが安易にリタイアをしても現実の厳しさを感じて労働生活に戻ってしまいます。

厳しさもありますがセミリタイアでの生活が気に入って続けている方も多くいらっしゃると思います。

 

因みに私ですがセミリタイアに入ってから20年以上になります。

フリーランスからですのでいつからがセミリタイアなのかは曖昧ですが、少なくともこの10数年は生活のための労働はしていません。)

 

では資金に代わるものや生活費の不足分の財源は何が考えられるでしょうか。

色々な事例はありますがここでは巷でよく聞くことを幾つか見ていきたいと思います。

さらに思いついたことがあれば追加していきます。

 

※但し個人的に思ったことですので実態は個々人でお調べ下さい。

 また、私は不労ですので下記のようなことはしておりません。

 

【相場取引】

一般的には株式・為替・先物などでしょうか。

これらの含み資産を自慢いる方はいます。

(本当の投資家は自慢はしません)

架空の資産ですが資産には違いありません。

ですので生活もできます。

これらの取引で生活をしていれば投資家という労働です。

片手間での取引であればセミリタイアとしての労働でしょうか。

 

しかし相場で生活が出来ている人は極一部でしょう。

一時的には宜しいのですが殆どの人は破産するそうです。

歴史的にも証明されています。

リタイア後に株取引などをやる場合は”余力資金”でやりましょう。

 

【ギャンブル】

パチンコ(スロット)などが好きな方は多いと思います。

中にはパチンコで生計を立てている方もいます。

良いのかどうかは別にしてこれは労働の一種でしょう。

 

生活のための労働がパチンコなどであっても生活ができれば良いと思います。

ですが生活の糧として成立している方は少ないと思います。

殆どの方は負けます。何故ならパチンコ店は商売なのですから。

他にもギャンブルはありますが生活をするための類のものではありません。

 

【アパート経営】

アパートを何部屋か所有すれば働かなくても生活ができるとは思います。

但し資金を借りてまでしてアパートを所有するのはいかがなものでしょう。

現実は厳しいものがあります。

 

アパート経営は土地を所有(無借金)していて建物だけの資金を借り入れるのであればまだ成立するとは思います。

それも入居率は均して5割以下に想定すべきです。

意外と諸費用もかかります。

 

アパートは古くなると入居率は下がりますので家賃を下げるしかなくなります。

築後年数は30年くらいが限度ですので建て替えか処分するしかありません。

長期的な資産としては不安定です。

 

サブリースとかのアパートを取得しても負担になってしまうかもしれません。

何故なら業者は建築が目的なのですから大家の事情などは考えてないからです。

また大家を破産させるようにしているかもしれません。

(入居者を少なくしたり家賃を下げたりするそうです)

破産してもらえば以後の家賃保証はしなくてもよくなるからです。

 

【宝くじ】 

宝くじの還元率は4割とか6割ということを聞いたことがあります。

よってアテにはできません。

もし万一当たったら仕事が辞められるのでしょうが、高額当選者の8割は破滅しているといいます。

私も(高額ではありませんがそれなりの額)当選者を3人知っています。(1人は直に知っていて他は知人の話程度ですが)皆良くない状態になりました。

 

【起業や開業】

リタイアした後に起業や開業をされる方は多いと思います。

自身で仕事量を調整できますしセミリタイア後の労働に適しています。

中には従前よりも忙しくなったりしてセミリタイアではない状態もありますが工夫次第です。

何よりも従業ではなくなりますのでセカンドライフとしても良いと思います。

 

【労働】

一番安定するのは労働(者)でしょうか。

労働は心身があれば良いので資本がかかりません。

100%の労働でなくとも生活費の不足分だけの労働で良いのです。

これはセミリタイア生活として最も安定します。

 

その他にも財源とされるものはあると思います。

財源として確かなものか将来的に安定した収入源になるかはよく考えましょう。

負担になってしまったら困ります。

 

困難なこともあるかもしれませんが、

一度リタイア生活を経験しますと労働者生活には戻れません。

 

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人間らしい生活を求めて b2

【管理人のこと】

私は30才頃まで会社勤めをしていてその後はフリーランスで生計を立てていました。

30代後半になり早期リタイアを目指すようになったのですが、

当初は所謂セミリタイアを意識して活動していました。

徐々に労働を減らしていくのですが何年か後にはかなりリタイアに近い生活をするようになったのです。

 

フリーランスであったため何時からがリタイアなのかははっきりしませんが、

その後は一度も生活のための労働をすることはなく現在に至っています。

日々は何をしているのかですが自分の“やりたい事“をやっています。

ですが遊んで暮らしている訳ではありません。

たぶん今後も生活のための労働はしないと思いつつ日々を過ごしております。

 

【リタイアの経緯】

40才ころからセミリタイア生活になっていく

40代半ばころにはほぼセミリタイア生活は実現する

程なくほぼ働かないで良い生活(所謂早期リタイア)になる

以後は殆ど生活のための労働はせず自由生活で過ごしている

 

【何故リタイアだったのか】

早期リタイアを目指してから数年でリタイアを達成したかのように思われるかもしれませんが、

リタイアするには短期間で実現できるものではありません。

自分の将来像を考え試行錯誤してきた準備期間はは相当の年数を要しています。

当初からリタイア生活を目指したのではありませんが、

自分の未来像等々を日々考えてきた結果がリタイア生活だったのです。

 

独り者でしたらそれほどの苦労もなく自由気ままなリタイア生活を実践できるでしょう。

セミリタイアでもかなり自由な生活になると思います。

住まいも定着せずともいいですし見栄を捨てれば何とか生きられるものです。

 

【家族は】

家族は妻と子供3人の5人家族(最大)です。

妻は基本的には専業主婦ですがボランティア活動やたまに仕事を頼まれることがあるようです。

子供を含め我が家族は全員が不労なのです。

この5人家族(最大)でリタイア生活をしていまする。

 

妻とは二回りほど年が離れていますが年齢差をあまり意識することなく暮らしています。

妻はリタイア生活に理解をしていると思います。

裕福でなくても普通の生活ができているはずですから不満は言っていません。(と思っています) 普通がどういうものかはわかりませんが少なくとも不自由な生活ではないとは思っています。

 

【生活の基盤】

セミリタイアであってもなくても生活の基盤でもある住まいは確保しなければなりません。

私の現在の住まいは立派ではありませんがまあまあ満足かなと思っています。

結婚後も3度の住まいを買い替えてきましたが何れも住宅ローンを使ってはいません。

 

ここでのポイントは住宅ローンを使っていないことです。

ローンなどがあるとリタイア生活の足枷になってしまいます。

リタイア生活ではローンやクレジットなどの負債がないのが原則です。

住宅ローンは負債と考えます。

これはとても重要なことですので別の機会に書きたいと思います。

 

【人間らしい生活を求めて】

大学は美術系でしたので労働ではない美術活動をすることがリタイア後の目的のひとつでもありました。

他にも労働以外の活動で以前から思い描いていたことを実施しているのですが、

日々遊んでいたり暇な時間は無く生活しています。

 

私の生活はどうでもいいのですがこのように不労であっても普通に生活ができるということを言いたかったのです。

普通の生活がどういうものかは決められませんが、

少なくとも生活に支障のある不自由はしていないつもりです。

生活には質というものがありますがどの程度の生活を望むかは人それぞれです。

 

私の大まかな経緯ですが、何故リタイアなのかどのようにすればリタイアができるのかがこのブログの要です。

奴隷労働から抜け出して人間らしい生活をしてみませんか。

 

早期リタイア後の生活費はいくら必要ですか? b12re1

【リタイア後の生活費は】

リタイアした後の生活費ですがどのくらいかかるでしょうか。

これは定年のリタイアでも早期のリタイアでも共通の問題です。

生活の質や家族構成などがありますので各人で算出するしかないと思います。

考えていないと破産します。

 

近年老後破綻などというニュースを耳にします。

老後ではなくても早期リタイアでも同じです。

何とかなるだろうと安易に考えていた結果です。

 

収入源が無くなるというのはどういうことか理解できますか。

あるだけの資金で生活していかなければならないんですよ。

また年金だけで生活するのは抑々無理があります。

 

早期リタイアを考えたときに生活費が最も気になるところでもあります。

生活費が無くなったらその時は働けばいいかというのもありです。

セミリタイアにするなど何らかの方法はあるのもです。

それにしてもどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

 

【将来を考える】 

将来のことなどわからないかもしれません。

家族のライフスタイルはどのように変化するかもわかりません。

経済もデフレになるかインフレになるか専門家でもわかりません。

 

 いつ病気になるか。

何歳まで生きられるのか。

何もわからないのでは将来設計ができませんしリタイアもできません。

 

リタイアするための資金については、

巷ではいくらかかるとか色々な数字が出ていますがどうなのでしょうか。

専門家でも区々です。

不確定要素が多く当然といえば当然です。

 

【リタイア後の生活費を計算してみる】

無謀ですが敢えて計算してみたいと思います。

計算といっても仮定ですし独断で根拠も乏しいので参考にならないかもしれません。

ですが取り敢えずでも計算してみないことには先に進めません。

 

時代が数十年違えばの貨幣価値も変わると思いますのでここは現在感覚の貨幣価値としてみます。

 

条件ですが

住まいは持ち家か賃貸か。

家族構成は。

何才でリタイアしたいか。

負債はあるか。

年金は払っているか。

寿命は。

月々の生活費はどのくらいか。

等々

 

まだまだあると思いますがこれらを仮定しなければ計算はできません。

住まいは大きな問題です。

住宅ローンがあったり賃貸では生活費に占める割合が大きいからです。

 

家族構成ですが現時点と将来では変わる場合もあります。

独身なのか家族かで生活費は大きく違います。

私事ですが家族は最大5人です。

 

【何才でリタイアしたいですか】

何才でセミリタイアしますか。

リタイアができるようになったらとか曖昧にしているとまず実現不可能かと。

必ず目標は設定しましょう。

あまり遅い年令ですとリタイアの意味は薄らぎます。

 

ここでは40才としてみます。

セミリタイアの目的は労働を辞めることではなくその後のセカンドライフです。

人生を20年ごとに区切ってみても丁度良い節目でもあります。

 

【負債について】

負債があるかどうかです。

負債は住宅ローンやクレジットなどのことです。

早期リタイアをするとしたら負債は障壁になってしまいます。

負債があるのとリタイアが出来ることは相容れないからです。

 

【生活費はいくら必要か】

月々の生活費ですがこれも悩ましい問題です。

生活の質にもよりますのでこれは個々で決めましょう。

取り敢えずでも金額は把握しておくことです。

 

ここでは平均年収で計算してみます。(あくまで計算上です)また簡易的なものです。

ある年に発表された平均年収は422万円だそうです。

正社員だけなのか派遣や日雇いなども入っているのか分かりません。

内容を見てみますとボリュームゾーンでは300万円台です。

高額収入の方々が数字を押し上げているのでしょうか。

 

年収が422万円ですと手取り額はどのくらいでしょうか。

12割は引かれますから1.5割として手取り360万円としてみます。(計算上の都合です)

また生活費は年に200万円あればよいとすれば約1/2600万円は必要だとすれば約1.5倍にしてみましょう。

 

【寿命は100才?】

寿命は何才としますか。

寿命などわかりませんが想定するしかありません。

平均寿命(80才代)が発表されています。

 

しかしこれは若年からの死亡者数と生存している高齢者の均衡で計算されるそうですので現実の平均寿命ではありません。しかもその年に誕生した子供の平均余命なのだそうです。

保険や国力などの計算用でしょうか。

 

敢えていうならば病気や事故を含めた平均寿命には近いかもしれません。

病気や事故を含めては本当の寿命とはいえません。

もし平均としてみたらもっと長生きをする人はいるわけです。

(何とかプランナーとかの殆どの方はこの数字を平均寿命として算出しています。平均より長生きをしている人のことも考えるべきです) 

 

思うに90才代までにで亡くなれば何らかの病名が付くようです。100才を越えたら病気であっても老衰でしょうか。

であれば寿命は男女とも100才としておきましょう。

 

【生活費の計算】

生活費ですから年々少なくなります。ここでは20年ごとに1/3減らしてみます。

40才~60才=360万円/

60才~80才=237万円/

80才~100才=156万円/

となりますのでトータルは約1.5億円になります。

(私の場合ですが妻とは二回りほど離れていますので妻の分としてあと20年分は加えなければなりませんので約1.8億円になります)

 

物価指数ですが誰も60年後は分かりません。

ここでは過去60年前から現在までの指数を使ってみます。60年前からですと約5.5倍になるのだそうです。これを今後の60年後に当てはめてみます。

 

ただし生活費ですから年々消費していくのと前半に多く消費しますので物価指数5.5×1/280%にしてみます。

計算しますと約3.3億円になります。

この物価変動分を加算するかどうかですが、加算しないと破綻します。

 

【アーリーリタイア後の生活費の合計は3.3億円です】

現在40才の人がアーリーリタイアをする場合の必要資金は約3.3億円です。

この金額が適正なのかや各条件の設定がおかしいのかはわかりません。

しかし生活費ですから生活していく以上は必要なものです。

 

リタイアを思い立ったら生活費の想定はすべきです。

何とかなるだろうでは無謀です。

生活費は想定により大きく違ってきますので各人で算出してみましょう。

 

【年金がある人は】

年金がある人もいます。

年金を考慮するかどうかはわかりません。

将来は減額になるのかはては年金制度が破綻してしまうのかも分かりません。

 

もともと年金は無かったのです。

数十年前に老後生活の互助からはじまり当初は毎月1万円、その後は毎月5万円だったそうです。

年金はあくまで生活の補助ですので年金だけで生活するのも無理があります。

 

支給されるとした場合の仮定で計算してみます。

ある年のある資料では厚生年金の月平均支給額は14.5万円、国民年金5.5万円になるそうです。勿論各人によって異なります。

 

夫婦が同じ年齢であれば同時に死亡とします。

妻との年齢差がある場合はその分を加えましょう。

私の場合は妻とは2まわりほど離れていますので20年分を加えます。

加えないと妻が路頭に迷います。

 

では計算してみます。

条件は夫が40歳まで20年間を厚生年金、60歳までの20年間を国民年金、妻同年齢で40年間国民年金としてみます。65才から支給された場合とします。(あくまで計算上です)

 

夫:(14.5/2+5.5/2)x35年=4200万円

妻:5.5万x35年=2310万円

合計6510万円となります。

 

将来の年金額の変動ですがこれもわかりません。

ある資料では約45年前との比較で約4.3倍になったという数字がありました。

この数字ですと物価指数の変動に近いかと思います。

 

年金の変動を物価指数と同じ60年で5.5倍にしてみます。

5.5倍の1/2になりますので計算しますと約1.8億円になります。

先に算出した3.3億円から年金分1.8億円を引いてみますと1.5億円になります。

 

【アーリーリタイア時の必要資金は1.5億円です】

つまり40才でアーリーリタイアをする場合は1.5億円あればできることになります。

この条件・金額は仮定ですし誤っているかもしれません。生活の質も全く違いますので各人で計算してみましょう。

 

※生活費の計算をしてみましたが、仮に資金がある場合で箪笥預金をしている人はいないと思います。このブログは胡散臭いお得な情報を売るものではなく単なるブログです。そうした話はできませんので各自で考えるしかありません。

 

上記の計算方法では死亡時に残額はゼロとしています。

多少は資産を残しておきたいものです。

葬式代くらいといいますがもう少し残しておかないと子孫は墓参りもしてくれません。

 

 

 

 

 

 

労働者が社会を支えている b11r8

【労働と社会】 

労働と社会などというと小難しくなってしまいますがユルイ内容です。

産業は労働力によって成り立っています。産業と労働は不可分の関係です。

産業が成長すれば経済も発展し社会が成り立ちます。

 

産業がない或いは未発達の地域には労働する事自体がないのでしょうか。

人がいなければ労働自体ありませんが人が集まればそれなりの労働は発生します。

労働の内容は地域性などにもよりますが何らかの労働は発生します。

 

労働を求める者と労働を提供する者がいればいいわけです。

産業が未発達な場所であれば労働の内容は一次産業に近いものかもしれません。

いつの世でもどこの場所でも労働は発生します。

 

【奴隷の仕事】 

奴隷とは良くない言い方のようですが使われ方にもよります。

奴は使用される者のことで隷は所属することです。

決して悪い意味ではなく悪く使われているだけです。

主従であっても両者の利害が合致する関係であれば問題はないのです。

主の立場を利用して一方的に不利な関係性を求めるから問題になってくる。

 

 その昔労働は奴隷またはそれに類する者たちの仕事だったといいます。

誰の仕事をするかといいますと使用者です。使用者とは主従の関係でした。

これを奴隷労働者といったそうです。

 

歴史を見ても奴隷の立場は非常に弱くしかも拘束されてもいたという。

そして奴隷は奴隷でしか生きられなかった。

現代でもこういった制度は残っている地域もあります。日本でも近年までは存在していたそうです。

それはその地域の風習であって外野がとやかく言うことではありません。

 

近頃でも労働者と所属会社の間で奴隷契約だったなどと問題になったことがあります。

職人や芸などの世界では丁稚や弟子から始めなければならず完全に奴隷契約だと思います。

主従の力関係ですがいつの世にもあることです。

 

【解放奴隷】

ある頃から支配者は奴隷を直接管理することはしなくなった。

奴隷の街をつくり全ての活動は奴隷たちの自主性に任せた。

そこでは拘束もされず労働さえすれば自由に生活ができたのです。

 

自分たちで物を作り店を作り買い物をし働いて遊ぶこともできた。

労働さえすれば賃金を貰え自由に使えた。

労働が終われば酒場にも行けた。今でいうパブや居酒屋です。

 

街を守るのも奴隷にさせた。

奴隷の管理や教育も奴隷にさせた。

今でいう軍隊や役所・学校などです。

 

支配者は全体の管理をすればよく奴隷たちの街は発展して都市になっていった。

奴隷たちはその街から出ることもできたが出ていかなかった。

何故ならそこにいて労働さえすれば生活ができ遊べることもできたからです。

しかも安全で天国のようだったはずです。

 

奴隷の街ではあったがひとつの生活圏ができた。

奴隷は労働者としてなくてはならない存在だったのです。

これを解放奴隷というそうです。

 

【自由奴隷】

このようにして出来上がった都市は各地に広がりがその後の近代都市へ発展していったことは想像できます。

機能的には現代の都市と全く同じです。

そしてこの奴隷労働者が現代の労働者へと繋がっていったのです。

現代では支配者はいませんので言うならば現在の労働者は自由奴隷でしょうか。

このように見てみますと昔も今も労働者は奴隷なのです。

 

 

 

労働する人としない人 b10r7

  【労働する人しない人】

労働はその対価である賃金を得るためでありそれを生活費に充てているのです。

それ以外の関係性はありません。遣り甲斐のある仕事や好きな仕事というのは内的動機の問題です。

現在は様々な職種があり形態も多様ですので何らかの労働さえすれば生活に困ることはないと思います。

 

仕事の種類は時代によって様変わりをしますが共通しているのはいつの世も労働者がいます。労働者がいて仕事は成り立っています。

仕事は企業などが職場を提供することによって発生します。

この労働者と仕事の関係を考えてみたいと思います。

 

【資財があるかないか】  

いつの世でも持つ者と持たざる者がいます。

何を持っているかは資財です。資産に限らず土地なり機材なりを所有していることです。

土地や機材を資本にして業を起こすことが出来ます。

その昔土地を借りる人は小作人と呼ばれていたそうです。今では賃借人でしょうか。

 

資財を基にしたり賃借人が業を起こせば職場が生まれ労働者も必要とします。

持たざる者でも労働者になることで社会に参加できます。立場こそ違いますが産業の一端を担っています。産業が発展すれば経済も発生します。

 

このように持つ者と持たざる者で使用者と労働者の関係が成り立ってきます。

この場合の使用者は労働者でもあります。使用者も立場は違いますが労働者なのです。

つまりどちらも労働する人です。

 

【資財がない人ある人】

資財が無い人は身体がありますので労働をすることが出来ます。

心身を呈して骨を折ることが労働です。

この人たちが労働者になり働く人なのです。

 

労働しない人は資財を持っていて業も起こす必要が無く生活が出来る人です。

ただし生活とは関係なく業を営むことはあります。

が労働としてではありません。

 

どちらにしても持つ者になれば生活のための労働をする必要はなくなります。

労働者を引退するのであれば持つ者になればよいのです。

持つものが無ければ作ればよいのです。

 

【リタイアするには】

資財があれば労働を引退できます。

どうしたら資財が出来るかを考えましょう。

考えた人のみが労働を卒業することが出来ます。

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生活を楽しむ b9s1

 【生活を楽しむ】 

生活とは人が生きていくためのあらゆる活動のことです。

一度しかない人生を歩んでいるのですから楽しんで生活がしたいものです。

日常の多忙さでゆとりがなくなっていませんか。

  

”楽しむ”ことと”楽しい”は違います。

生きていれば楽しいことばかりではありません。

苦楽があり喜びも悲しみもあります。

これらも全て含めての生活を楽しむのです。

そう思っている自分も心が折れそうな時があります。それも生きているからこそと考えるようにしています。

 

日常の活動は人それぞれでしょう。

人に言うことでも公表することでもありません。

              人の活動を敢えて書きますと家庭・飲食・購買・遊興・趣味・・・・・・等々ですがまだまだあると思います。

 

【労働は生活ではない?】

このように人の活動は人其々ですが労働は除いています。

労働は生活の一部だといわれることもありますが労働は生活を支えるための手段ですから生活からは除かれると思います。

 

人の日常から労働を除いた活動は余力で行うものと思われているかもしれませんが、

これらの活動が人の生活そのものなのです。

この生活が労働をすることによって少なくなってしまっています。

 

食っていくためには労働をしなければならないので収入にならないことは二の次だとの考える人はいます。

ご尤もなことで食えなければ困ってしまうので労働はしなければなりません。

つまり食うための労働です。

 

【リタイア生活】

労働は大切なことですが労働をしなくてもよければしないに越したことはありません。

労働をしない生活がリタイア生活なのです。

労働を生活の基本に考えているからリタイア生活となってしまいますが、

労働をしない人間本来の生活になったとも言えます。

 

人間本来の生活とは労働以外の活動のことです。

日常から労働がなくなったら良いと思いませんか。

少なくとも生活のための労働はしないのです。

 

生活を楽しんでみませんか。

 

 

 

 

いつまで働きますか?  b8r6

【いつまで働きますか?】

いつまで働くのかと聞かれても困惑される方は多いと思います。

 働かなかったら食っていけないじゃないか。

 月末に家賃や水道電気代等を払わないと。

 借金があるから働いて返さなければ。

 給料を持って帰らないと家族が路頭に迷ってしまう。

このようなことを思いながら多くの人は働いています。

 

働かないことなんて考えたこともない人が多いと思います。

学校では労働の就業(就職)の方法は教えてくれますが終業(労働の卒業)の方法は教えてくれません。

 

労働は苦労なのです。なぜ苦労をしてまで働くのでしょうか。

労働をしなければ生活が出来ないからです。

生活ができないから働く。この繰り返しで終わりが見えないのです。

 

労働をしなくても生活が出来るようになりたいと思いませんか。

労働をやめれば自由な生活ができるのです。

一刻も早く終業しましょう。

 

【終業】

終業と定年は違います。定年はタイムアップです。

時間切れですからもうあなたは必要はありませんということなのです。

必要はないと言われたらどうしょうもありません。

 

定年までは働くという人が最も多いのではないでしょうか。

定年退職になれば退職金も入るし年金が入るから働かなくても生活ができるということでしょう。

このように無難に労働を終えられる人はどの位の方がいるでしょうか。

また退職金と年金で老後の生活は十分という人はどの位の方がいるでしょうか。

 

貯蓄をしていたかにもよりますが負債があるかないかで状況は異なります。

負債は住宅ローンやクレジットなどのことです。

負債があると厳しい老後になるようです。

 

住宅ローンは定年までに完済してしまうのが良いと思います。

繰り上げ返済をするのですが退職金を充てている人もいると思います。

銀行は退職金で回収しようとしていますので勧められるままです。

後は貯蓄と年金だけで生活しなければなりません。

 

負債が残っている人や年金が少ない人も大勢います。

まだまだ生活費が多くかかる人もいます。収入が減っても生活の質が落とせない人もいます。

当然のことながら働き続けるしかありません。

 

私の感覚ですが60代70代の人でも多くの人は何らか働いているように思います。

皆が生活苦ではないにしても働き続けています。

フリーランスの人は定年はありませんが事情はともかく働き続けています。

 

【病気年齢】

平均寿命までの10年間くらいが病気になる人が多いといいます。

なので70才を過ぎると病院通いが増えます。

70才前の退職後から10年くらいが仕事をしなくてもよく健康で自由な生活ができるのです。

 

ところが60代は体も動き病気も少ないので遊ばせておくのは勿体ないというのです。

もっと働かせようということで定年を延長し年金支給時期の繰り下げをする。

“いつの時代も労働者はつらいよ“

聞いたことのあるようなフレーズです。

 

【労費経済】

現代の社会では働き続けることが重要なのです。

十分な蓄えがあれば働かなくなってしまうということです。

働いてもらい消費もしてもらうことの繰り返しが社会の発展にもなるというのです。

労働+消費ですから”労費経済”とでもいうのでしょうか。

 

生活をするための費用つまり生活費は何らかの労働をしていれば確保できます。

カネが無くても働けば良いのです。今日働いた賃金で明日の生活が出来ます。

生きていくためには何の支障もありません。

ですが明後日(将来)のことを考えていないのです。将来のことも考えましょう。

 

【不労】

将来のための蓄えという考えがあまりないという人もいます。特に安定した仕事に就いている人達や若年層です。仕事が無くなることはないと考えていません。現在のことだけを考えているのです。なので将来のことは考えていないのです。

 

賃金=生活費と考えているうちは労働の終わりはありません。

 

過去の記事でも書きましたが労働は生活のための手段なのです。

手段であるならば働かないで生活が出来ればそれに越したことはありません。

不労という生活が出来ます。

 

生活のための労働はしたくないと考えるならば何らかの資財を確保するしかありません。

資財の目途が立った時点で労働からリタイアすることが出来ます。

定年退職以外の労働を終わりにするはこの方法しかありません。

アーリー(セミ)リタイアともいわれます。

 

もしアーリー(セミ)リタイアしたいとお考えであればまずは考えましょう。

出来ないと思っている人は教科書に書いてないから、教わっていないから、考えた事が無い等々でしょう。

無理だと思えばできません。

 

アーリー(セミ)リタイアは思いそして考えた人だけが実現できるのです。