労働する人としない人 b10r7
【労働する人しない人】
労働はその対価である賃金を得るためでありそれを生活費に充てているのです。
それ以外の関係性はありません。遣り甲斐のある仕事や好きな仕事というのは内的動機の問題です。
現在は様々な職種があり形態も多様ですので何らかの労働さえすれば生活に困ることはないと思います。
仕事の種類は時代によって様変わりをしますが共通しているのはいつの世も労働者がいます。労働者がいて仕事は成り立っています。
仕事は企業などが職場を提供することによって発生します。
この労働者と仕事の関係を考えてみたいと思います。
【資財があるかないか】
いつの世でも持つ者と持たざる者がいます。
何を持っているかは資財です。資産に限らず土地なり機材なりを所有していることです。
土地や機材を資本にして業を起こすことが出来ます。
その昔土地を借りる人は小作人と呼ばれていたそうです。今では賃借人でしょうか。
資財を基にしたり賃借人が業を起こせば職場が生まれ労働者も必要とします。
持たざる者でも労働者になることで社会に参加できます。立場こそ違いますが産業の一端を担っています。産業が発展すれば経済も発生します。
このように持つ者と持たざる者で使用者と労働者の関係が成り立ってきます。
この場合の使用者は労働者でもあります。使用者も立場は違いますが労働者なのです。
つまりどちらも労働する人です。
【資財がない人ある人】
資財が無い人は身体がありますので労働をすることが出来ます。
心身を呈して骨を折ることが労働です。
この人たちが労働者になり働く人なのです。
労働しない人は資財を持っていて業も起こす必要が無く生活が出来る人です。
ただし生活とは関係なく業を営むことはあります。
が労働としてではありません。
どちらにしても持つ者になれば生活のための労働をする必要はなくなります。
労働者を引退するのであれば持つ者になればよいのです。
持つものが無ければ作ればよいのです。
【リタイアするには】
資財があれば労働を引退できます。
どうしたら資財が出来るかを考えましょう。
考えた人のみが労働を卒業することが出来ます。
[rakuten:f462136-nishinoomote:10000001:detail]