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道楽@通信《セミリタイアで自由な生活》

セミリタイアを実現し労働に依存しない自由な生活を支援するためのブログです。

 借金の保証人 b18se3 

 

【保証人】

保証人という悪しき制度があります。

現在保証人になっている方・・・

保証人になって苦い思いをした方・・・

はいらっしゃるのではないでしょうか。

 

各種の契約に保証人を提供しなければならない場合があり、

皆、当然のことだと思っています。

よく考えたら何か釈然としません。

 

ということで保証人について考えてみます。

 

【借金と保証人】

金銭契約や権利契約などには保証人を求められます。

現在の住宅ローンや車のローンは保障制度がありますので、

基本的に保証人は求められないと思います。

 

住まいと車のローンは抵当権が設定されており、

貸し手側の権利が法律で守られているからになります。

さらに住宅ローンは命の担保(団信)も取られています。

 

クレジット類の保証人は求められないと思います。(米国発祥の制度だからです)

 

保証人になるということは自身が金銭などを”借りるのと同じ”なのです。

借りる本人は金銭の使用などのメリットがありますので責を負うのは分かります。

保証人は自身にメリットがないにも関わらず責任だけがあるのです。

 

場合によっては保証人契約が数十年にもなります。

保証人の責任がなくなるのは借入人が完済したときですが、

多くの人は継続・追加借り入れしますので終わりがありません。

 

【保証人で借入枠がなくなる】

個人に借入枠というのがあるとしたら、

保証人自身の借入枠に保証した金額が算入されるようです。

つまり保証人自身が借り入れしたいときに借り入れができなくなるか条件が悪くなるかもしれません。

 

【保証人制度】

保証人制度は諸外国には殆ど無いのだそうです。

少なくとも自由とされている国にはありません。

保証制度はあるそうですが個人に債務が残り続けることはなく、

まして第三者に保証を求めることはないそうです。

 

住宅ローンの例ですが、

住まいに対するローンと人に対してのローンがあります。

諸外国ではもしローンの支払いが不可能になったら、

住まいを放棄すれば残債は一切残らないのです。

日本では住まいを放棄しても残債が残れば個人に債務は残ります。

 

本当の自由な国であるならば個人に犠牲を負わせる考えはありません。

我が国では民に自由と権利を与えているが保証もさせているのです。

このような制度はその国の法律が儒教、仏教に由来した封建制度からなっていて、

民は奴隷であるとの考え方があります。

 

このような統治方法は現在になっても変わっていないのだそうです。

(我が国の契約の多くは奴隷契約です)

つまり真の自由な国ではないのです。

 

【借金をするのは】

良く考えればわかることですが、

借金をするということは”既に資金がない”と申されているのです。

負の領域にいらっしゃる方なのです。

借金でも遊びの資金ならば良い(?)のですが、

運転資金や設備資金或いはギャンブル絡みは良くありません。

 

多くは保証人を頼むとしたら知り合いの中からでしょう。

ですが保証人は利害関係がある者同志で持ち合べきです。

 

保証人になってもらったりして借り入れが出来ても感謝されるのはその時の一瞬らしいです。

財力があり肩代わりしてあげようと思っている人以外は保証人になるべきではありません。

 

もし保証人の依頼が来たら断りましょう。

その人からは離れることです。

自分のためです。

 

【保証人を辞退する】

現在保証人になっている人は保証人を辞めましょう。

保証人になってしまったら辞退はできないと思われていますができます。

当然ですが借金をしている人とは縁を切ることになります。

 

できますが、私は弁護士ではありませんのでお教えすることはできません。

個人で対処できますし時間も費用もかかりません。

方法は必ずあります。

 

また弁護士は及び腰でしょう。

なぜなら借金問題は自分たちのメシの種ですし業界ともケンカはしたくないのです。

 

保証人は時限爆弾のようなものです。

いつ時限爆弾がハレツするか分かりません。

ハレツする前に辞退しましょう。