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道楽@通信《セミリタイアで自由な生活》

セミリタイアを実現し労働に依存しない自由な生活を支援するためのブログです。

住まいを確保する b19su1

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【住まいを確保する】

どんな生活の形でも住まいは必要です。

“住む”とは乱れているものが落ち着くという意味があるそうです。

流浪から定住して住むことです。

 

職業によっては定住ができない場合がありますが、

住まいは生活の基盤ですから何らかの確保は必要です。

古より家というものをとても大切にしてきたのです。

 

【持ち家か賃貸か】

住まいには持ち家と賃貸があります。

どちらも住まいですから住むのには問題はありません。

どちらが良いかは個人の考え方次第です。

 

何とかプランナーの人は賃貸の方がお得ですよと言います。

難しい計算をした結果なのだと思います。

実際はどうなのでしょう。

損得だけの問題でしょうか。

 

【持ち家】

所有する家ですから自由に住むことができます。

当然ですが使用料等は必要ありません。

住まいが固定しますので生活が安定します。

終の棲家になります。

 

持ち家といってもローン返済中は実質的に銀行のものです。

銀行に家賃を払っているようなものです。

全額払ったらあなたのものにしますという契約です。

なので”ローン付き持ち家”が正式呼称です。

 

ローンも借金です。

ローンは商売人が考え出した分割払いの方法です。

購入資金は無いので後払いで買っているにすぎません。

 

【持ち家は戸建てかマンションか】

持ち家は一戸建て式と共同住宅式のマンションがあります。

購入する場合はどちらにするか悩むことでしょう。

それほど共同住宅式の持ち家は認知されてきたのです。

 

持ち家は容易に住み替えはできません。

それ故に選定は慎重にならざるを得ません。

”負”動産というのもありますので気を付けたいものです。

 

持ち家を購入する場合は殆どが住宅ローンを使います。

家を買うというのにあまり現金を持っていない方が多いのです。

少しは持っていても諸費用などにかかってしまいますので、

実質購入価格100%のローン金額になってしまいます。

 

そして完済時年齢は普通75才ですが中には80才以降というのもあるそうです。

この年齢で大丈夫ですか?

老後になっても多くの人は働き続けています。

引退などできません。

住宅ローンが重荷になって老後破綻になる場合もあります。

 

勿論繰り上げ返済によって定年までには完済してしまう方もいます。

退職金などを利用するのでしょうが老後資金は少なくなってしまいます。

働き続けるとしますか?!

 

【賃貸】

賃貸は住まいを借りることで過去では一般的な住まい方でした。

どこでも自由にいつでも住み替えができます。

家族構成の変化に合わせて借り換えることもできます。

 

賃貸は生涯にわたって家賃は必要です。

いつ退去されるかは家主の都合によります。

高齢者になると入居が厳しくなります。

終の棲家にはなりません。

 

老後のことを考えてみます。

賃貸ですから生涯にわたって家賃を払い続けなければなりません。

年金暮らしになったら家賃の負担が大きいです。

 

持ち家より賃貸の場合のほうが総支払額は少ないといわれます。

では少なくなった分は貯蓄になっているかといいますと・・・

賃貸の方のほうが家賃が少ない分を生活費に多く使っているそうです。

なので貯蓄は増えていません。

 

賃貸の物件はいつ退去を通告されるか分かりません。

また65才を超えますと更新してもらえなかったり新規の入居は断られます。

80才を過ぎた場合の入居はさらに厳しくなってしまいます。

 

お金の問題ではないのです。

いつ死ぬかわからないからです。

孤独死になったらその部屋は貸せません。

 

入居保証人になってくれる人も殆どいません。

老後の賃貸暮らしは悲惨な場合が多いのです。

この時になって住まいは買っておくべきだったと後悔するかもしれません。

私事ですが結婚してから家は3度購入しました。

何れも現金で購入していますので住宅ローンは使用していません。

高額ではありませんが安くもありません。

定住地としては良いのではないかなと思っています。

このままここで住み続けるかは分かりませんが、

まあまあ満足はしていますので終の棲家になるかもしれません。