何のために働いていますか b5r3
【労働から引退する】
リタイアは労働から引退することです。
そのためには何のために労働するのかを考えておかねばなりません。
労働することは働くことですがここでは哲学的なことではなく現実のこととして考えます。
人は生活をしていかなければなりません。
生活をするためには生活費という資金が必要です。
生活費の手当てをどうするかが肝心になります。
そのために先ず考えることは労働をすることです。
労働をしてその対価として賃金を得ることにより生活をすることができます。
このように教えられてきたのです。
【労働と生活】
労働は生活と密接な関係ですが可分でもあります。労働内容と生活は直接の関係性はなく何の仕事を選択しても自由です。
ここでは関係性は賃金のみと考えます。
労働者は勤め人やフリーランス・起業者・開業者などを含め、生活費を労働によって賄っている全ての人です。株取引や為替・パチンコ・投稿などで生計を立てている方もいられますが、このような場合も一種の労働でありリタイアではありません。
【生活費】
賃金に代わる生活を支えるための手段があれば働く必要はありません。
生活費が賄えれば良いのです。
つまり資財があれば労働はしなくとも生活はできます。
資財が無ければ身を挺して労働をしなければならないのです。
働かなければ資財は出来ません。生まれ持って資財がある人は別ですが普通は持っていません。
ですから殆どの人は労働をするのです。
労働から退くことがレイバーリタイアです。
労働をしなくても生活ができること即ちリタイア生活です。
では何時リタイアをするのかですが、定年時なのか早期かそれとも生涯働き続けなければならないかです。
何時リタイアをするかは個人の自由です。
【労働の目的】
そもそもリタイアや不労などは考えもしないという方は多いのではないでしょうか。
労働をすることに何の疑問も持たないからです。
そのように教えられてきたのです。
物事の判断がつく頃に国民の義務ということを教えられます。
”国民の義務とは”
「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」 の三大義務があります。
教育は己ではなく扶養する子供に教育を受けさせることです。これは労働の質を高めるためです。
勤労も義務なのです。生存していくためには自分で働き生活費を得なさいということです。
納税は勤労をして税金を納めなさいということです。
国民の行動は労働が根本にあるということです。
労働をすれば人々は生存でき国も維持できます。
ということでしょう。
労働は義務なのか自由なのかは
各人がどう捉えるかです。
働く目的も各人其々です。
では誰に労働をさせるかですが資財の無い人です。
現代では生活費がが無ければ生存できません。
心身を労して働けば賃金を得られ生存ができるようにしているのです。
【労働から引退する】
いずれ労働から引退(リタイア)する時が来ます。
定年退職。
労働をしたくない。
労働をする必要性が無い。
労働以外の生活を楽しみたい。
等々
他にもいろいろなリタイアの目的があると思いますが、どの様な目的でも各人の思い次第です。
ですがリタイアの目的は明確に決めておかなければなりません。
ただし定年退職だけは目標などはなくても今後はあなたを必要としませんと言われるだけです。
労働をしないのが目的であれば否定はしませんがリタイアしたら何もすることが無いというのでは本末転倒です。
【引退後の目標を持つ】
定年退職した人が何もすることが無く喫茶店や図書館に入り浸ったりデパートやホームセンターなどで時間を潰しているという話を聞きます。
人は目標や希望を失うと病気に掛かりやすくなり早死にします。
早期リタイアの場合は何かの目的があっての行動のはずですのでこのような状態にはならないようにしたいものです。