道楽@通信

道楽@通信《セミリタイアで自由な生活》

セミリタイアを実現し労働に依存しない自由な生活を支援するためのブログです。

生きていくためには労働するしかない? b7r5

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労働について考えてみます。

 

【労働とは】

労働は働くことであり仕事をしたりすることです。

労働の対価として賃金をもらうことです。

労働する形態も従業員・フリーランス・パート・日雇いなど様々です。

 

ちなみに社員という労働者はいません。(会社の員で会社員と自称するのはは良いかと) 

近頃は派遣やフリーター・アルバイターなどと呼ばれる方々もいらっしゃるそうです。

形態こそ違え労働をすることです。

 

【労働する場】

労働をするためには当然に“場“が必要になります。場とは“働く場“のことです。

会社であったり店や現場であったり凡そ業とされているところです。

働く場が無ければ仕事そのものがありません。

 

働く場があるということは社会が発展することにもなります。

社会が発展すればさらに働く場が増えます。

社会が発展することの恩恵は大いにありますがここでは労働の場があるということにしておきます。

 

労務

労働は抑々労務と云っていました。

労を務めることで労務をする人のことで労務者と呼ばれていました。

労務者は現場作業員だけのことではなく内勤者も含め労務をする全ての人の事です。

 

ある時期に”ロウムシャ”と呼ぶことは差別とされてしまい、

代わりに「労働者」という言葉を当てたといいます。

労務者のイメージアップのためです。

 

しかし現在でも土建関係の見積書などでは「労務費」という項目があります。

労務士という資格はありますが労働士はありません。

つまり労働者という呼び方はイメージアップのための造語なのです。

 

【労は苦労のこと?】

労働も労務も労という字があります。

労とは心身をつかってつとめることであり骨を折ることだそうです。

心身をつかって骨を折る事が労務であり労働なのです。

つまり労働することは苦労することなのです。

 

苦労してまで働くのですが強制ではなく皆自発的に働いています。

誰も苦労はしたくありませんがそれでも働いています。

働くかどうかは自由なのに働いています。

どうしてでしょうか。

 

苦労までして働いているのですが、それは社会が働かざるを得ない仕組みになっているからです。

現在の社会で生きていくためには生活費が必要です。

生活をするための資金ですから生活費です。生活費がなければ生きていけないのです。

 

【生活費】

生活費を得るために人は日々努力しています。

一般的には生活費を得るためには労働をします。資財がなく身体以外に何も無い人は身体を呈して労働するしかありません。

労働をすればその対価である賃金が得られます。

賃金を生活費に充てれば生活が出来るようになります。

 

このように労働と生活の関係が成り立っています。

労働とは云々と色々ありますが、

要は生活のために働いているわけです。

 

生活していくためには労働しかないのでしょうか。

普通は労働しか無いと思います。労働をすれば賃金を得られ生活が出来ます。

貰った賃金は生活費で使ってしまいます。

なので働いても働いても終わりのない労働スパイラルから抜け出せないのです。

 

【資財を持つ】

では生活のための資金=資財があったらどうでしょうか。

資財は資金や財産です。

資財があれば労働はしなくてもいいわけです。少なくとも労働によって生活費を得なく

てもいいわけです。

 

皆一生懸命に労働をしているのですが資財が残らないのです。

賃金を得て明日の生活費に使ってしまいます。この繰り返しで将来のための資財づくりを考えていないのです。

 

仕事があって生活が出来れば幸せだといわれます。異論はありませんがこれはカネが無い人やカネが貯まらない人の話です。

人間本来の自由な時間を労働に費やしてしまっているのです。

生活のための労働はしないに越したことはありません。

そのためには資財を得るしかありません。