労働に依存しない生活 b3-r1
【労働からリタイアする】
リタイアはある活動から退くことです。
労働という活動から引退することがレイバーリタイアです。リタイアですからその後は労働をしないということです。少なくとも生活を目的とした労働をしないということです。
定年退職は労働からの引退です。
しかし定年になっても働き続ける人は多くいます。
理由は様々ですが住宅ローンなどが残っている、年金が少ないなど期待する生活ができないからです。また他にやることもなく継続して労働する人は多いそうです。
この場合はリタイアではないです。
【リタイアの種類】
リタイアにはセミリタイア・期間リタイア・完全リタイアなどがあるのでしょうか。
これらは労働をする割合ですから決まった形というものはありません。
レイバーリタイアは他人から見てもわかりませんし自慢することでも宣言することでもありません。
自分の生き方のことなのです。
セミリタイアは
労働する時間や期間を少なくし或いは効率よく労働をすることによって自由になる時間を多くすることです。
自由になる時間は他の労働(副業)をすることではなく自由な活動の時間です。自分のやりたい活動が出来るのですが、生活費が目的ではない労働をすることもあります。
このようなセミリタイアは容易でもあり実践している人は多いと思います。
期間リタイアは
一定期間の労働と不労を繰り返すことで期間は月単位や年単位のこともあります。
セミリタイアと違うのは完全な不労期間がありますので自分のやりたいことが集中してできることでしょうか。但し労働が途切れ途切れになりますので労働条件に制約はありますが意外とこのような働き場所はあるもので工夫次第です。
完全リタイアは
基本的に労働はしていないことです。少なくとも生活のための労働はしないことです。
この中には定年退職とアーリーリタイアがあります。労働からは離れることで自由生活になります。
リタイア後に生活を支えるためではないが労働をする事もあります。また趣味などでの活動で収入が伴う場合もあります。
このよう分けてみましたが他にも様々な労働の形があるでしょう。
個人の活動ですから他人からはわかりませんし公言することでもありません。
あくまでも個人の生活スタイルの問題です。
【早期リタイア】
このブログでは早期リタイアに主眼を置いています。
早期ですから一般に定年とされる60歳より前に労働を引退します。
最近では65歳定年も増えているそうですが年金支給時期を遅らせるための布石のようでもあります。
定年後は労働をしていないという人は少なく何らかの労働をしている人は多いようです。
それも生活のためにです。
本来は労働以外の活動をすることで充実した引退生活になるはずです。
リタイアが60歳より前であれば何歳でも早期リタイアです。
40代あるいは30代でリタイアを目指したいものです。
そんなの無理に決まっていると思えば無理でしょう。
リタイアができる人はどうやったらリタイアができるかを考えた人です。
早期リタイアは直ぐに実行できるものではありません。
準備にとても時間が必要ですし苦労や我慢も必要です。
その先には労働をしない全く別次元の生活があります。
何らかの支配下に置かれることもない自由な生活なのです。
レイバーリタイアを簡単に書きましたが人には様々な柵があります。
家族の有無や家業があるなど自分だけの意思では事を進めることが出来ないこともあるでしょう。
労働者でしか生きる術がないと考えるのは早計です。
働くだけの人生だったというのも後悔します。